考 仕切りのある箱の作り方

今回、仕切りのあるラックを皮で作りましたが、ひとつはこちらのキットを使いました。

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見るとこちらはオランダの方が作っており、5か国語に翻訳されています。

さすがプロの作ったもの。3ミリカートンの歪みのない切れ味っぷり。寸分の狂いもなくぴったりだったので組み立てもとても楽でした。さすが本場のヨーロッパだなと感じました。


このキットで勉強させてもらったのが↑写真に写っている仕切りです。

仕切りの多い箱は面の数だけ内貼りを貼っていかなくてはならず、工程が多く大変です。

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このように横の仕切りをはめ込む事によって、お互い補強しあうようになることと、貼る生地が分断されないので柄合わせの手間が省ける利点があることを発見。
もうひとつの書類整理箱にもこの方法を採用しました。



釘を一切使わないという和家具に多く使われている手法に似ていると思います。

こちらは家庭画報の通販で買った衝立です。

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1本の釘も接着剤も使っていません。


こちらは欄間や組子障子などを作っている富山の 「タニハタ」という会社にオーダーで作ってもらったものです。 玄関横の窓からネコが網戸を開けて外にでるので 格子の柵を作ってもらいました。

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こちらも釘、接着剤を使わない組子の家具です。すべて職人さんの手作りです。

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ヒバを使っているので玄関によい香りがします。


日本の欄間(らんま)や格子戸などには、昔の人たちの知恵がたくさん詰まっていて 見た目も美しいし、機能美がありますよね。

日本の多湿の気候には‘風を取り入れる‘ことが大切だと思います。
風の流れをよくする。都市に課せられた課題だと思いますが、締め切った家や部屋をクーラーでガンガンに冷やし、外には熱風を垂れ流す。 ますます戸外は暑くなりクーラーを使わざるを得ない。
それで電気が足りないだー、二酸化炭素排出を減らそうなんて言ってるんだから。
もっと暮らしの根本を見直すことが必要とされている時期だと思いますがね・・・。

この格子戸や欄間はホントに見た目も美しく、かつ防犯をしながら風と上手に付き合うアイテムだと思っています。

鎌倉は緑が多いのでまた特別かもしれませんが、夏でもあまりクーラー使いません。
東京のマンションに住んでいるときもよっぽどの時しか使いませんでした。
風が通る住まいを常に考えています。
アレルギーなどが増えたのも締め切った家が原因ではないかと思います。
ひのきやヒバの家具などは防菌効果もあるようです。

古い宮大工の建てた建物など見るとちょっと興奮する位大好きです!
「機能をつきつめたものは絶対的に美しい」私の持論です。ichiroのように・・。045.gif
by akibedk9 | 2012-11-19 12:53 | カルトナージュ | Comments(0)