もうすぐご卒業 茶箱の極意って、、
2018年 06月 21日たくさんの素敵な作品を作られ、この作品たちが彼女のアトリエでの見本作品になります。
(写真は作品の一部です。)
5kgと1kgの作品です。

生地がめちゃ高級で恐れ多いのですが、こちらの蓋はフランスのアンティークナプキンの色染めですね。
本体の生地のラベンダー色の透かし生地とピッタリ、そしてフランスのウレス社のコード付きのブレード、どこをとっても妥協のない作品です。
タッセルもラベンダー色、オーガンジーのリボンを駆使して素敵に取り付けましたよ。


カリキュラムの内貼りも無事終えました。


お茶箱はおそらく考えているより力仕事です。
いつも我アトリエに来て頂いた方には申し上げるのですが、
カルトナージュは「貼る」
お茶箱は「張る」と。
椅子を「張る」と一緒です。
ただの布を被せているだけではありません。
指や手が加減を覚えるまでは上手く張れません。
丈夫で座ってもしわひとつなく、長年美しさをできるだけ保ち続ける茶箱。
美しい茶箱には経験と根気も必要です。
そんな茶箱をお教えできるよう心掛けております。
そして講師になるという事は、現れてきた結果に対して表面に見えないところの原因がわからなくてはならないと思っています。
私はスポーツ大好きなのでスポーツのトレーニングの仕方と同じく、理論だけでは絵空事でただの評論家、実技だけでは自分の現状を超えられない。
そんな感覚で取り組んで頂くと楽しいのかなと。
一個目を作った時の情熱と、2個目3個目の不安、それを乗り越えいつの間にかできないところが自分ひとりで出来るようになった時の自信、
素材を知り いろんな技術を合わせる事により、コーディネート力も抜群にアップします。
プロの料理人みたいでもありますね。
経験は決して無駄にはならない、苦労して体得した技術は決して色あせないと思っています。
それぞれの街でお茶箱を習うのを待っていて下さるとの事、
もうすぐですよ~
最後の1作品終了後、こちらのブログでもアトリエ紹介致しますね。
今日は語った。

さあ、次回はただいま絶賛人気のカルトナージュキットのご紹介を致しますね。
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by akibedk9
| 2018-06-21 12:40
| 茶箱
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