カテゴリ:器( 8 )

唐津焼

 レッスンの写真を撮り忘れてしまったので、本日は久しぶりに器です~。029.gif

お隣さんから庭の柿の木になった柿を頂きました。
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熟させるととっても美味しい柿です。


もうかれこれ12年~15年ほど前でしょうか。
唐津まで行って買った中里太郎右衛門窯の作品です。

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なんて風情のある器でしょう。さすがです。

当時はまだ13代太郎右衛門さんがご存命でした。
残念ながら2009年にお亡くなりになって14代目が襲名されています。
この14代中里太郎右衛門さんはそれまでは前衛的なオブジェ風の作品を作っていたのですが「陶芸家になることは、生まれたときからの宿命でした」と言い、前衛的作風から一転、400年の歴史を有する唐津焼の伝統と真正面に向き合うようになります。その時「唐津の血が騒ぎだしたのではないでしょうか」と話したのが私にとっては感動的でした。

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けっこう深さがある鉢なので、煮物を盛ったり、一人温麺など入れたりして使っています。

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私は結構、こういった器などを日常使いします。
母もそうでしたが、輪島塗のお重やお皿を運動会やお祭りの時などに使っていました。

しまい込んでしまうとろくなことがありません。
母が残してくれた輪島塗の「一富士二鷹三茄子」の10枚組の懐石お膳は法事に一回使ったきりしまい込んでいたらシロアリにやられ全滅しました。007.gif

この唐津焼に添えてある窯元のあいさつ文に面白いことが書いてあります。
「私たち陶工は作品の8割ほどを作り上げ未完成の段階で皆様のお手許に差し上げます。ですから最後のお仕上げはご使用になられる皆様のお手入れ次第なのでございます。」

器は使っているうちにその器にしかない味わいがでてくるという事です。

こちらは私が二十歳の時に京都で買った清水焼です。栗きんとんを載せてます。
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若い私には1万円以上の出費は痛かったけれど、やっぱりこうして思い出とともに残り大切に使っています。043.gif

あー、唐津で行ったお寿司屋さんのことを思い出した。
ちょっとした器が本当に素晴らしかったな。高価だとかそんなんではなく、なんかセンスがいいのです。やはり小さい時から良い器を見て、使い、目が肥えているのだなと思いました。
そしてとびきりお寿司が美味しかったーーー!


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by akibedk9 | 2014-11-07 11:15 | | Comments(0)

片口のタコ唐草文様の鉢

 暮れに買った葉山の三修屋 小池陶器店で買った器の続きです。

大晦日の日に取り置きしておいてもらった魯山人の写しの器を取りに行って、またその時に買ってしまいました。

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片口の大好きなタコ唐草の模様のお鉢です。

こんなダイナミックな大きなタコ唐草模様は初めて。


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この片口の鉢、昔はよく出たそうですが今では用途がなくあまり売れないとか・・。
昔は一升瓶のしょうゆとかを小出しに移す時とかに使ったそう。



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うちでは、この冬 みかん入れとして大活躍です。


そして、掘り出し物の一点。

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瀬戸焼の染付座り猫

このすっとぼけた表情がたまりませんわ~。

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玄関で毎日お出迎えしてくれてます。037.gif



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by akibedk9 | 2013-02-05 18:28 | | Comments(0)

魯山人写し

あけましておめでとうございます~。

ご無沙汰しておりましたが、実はクリスマス・イブの日に家の階段から落ち救急車で運ばれた~。
頭と肩を打ったので、しばらくおとなしくしてました。
検査はすべて異常なしだったんですが、たんこぶ痛いぞ。007.gif

娘のスキー合宿の3日間、何してアソボーかと楽しみにしていたのに、だんなにずっと見張られていておとなしくしていた私。。。なので何も制作してませんわ~。

こんな時は あれあれ 器 いきますかね~。

葉山の日蔭茶屋の隣にある器やさんに以前から行きたいと思っていたのでちび(娘)のいないうちに行って参りました。

鎌倉は北大路魯山人が、その全盛期に、彼の全精魂を傾けた陶芸の場所、「星岡窯」を建てた場所でもあります。
なんとその魯山人の流れを汲む器やさんでありました。
こちらの店主の親戚の方が一緒にこの窯で器を作っていたらしく、その叔父さんは魯山人の作品の箱書き(これは本物だと証明するための箱への署名)も書いていた方らしいです。すでに代替わりしているそうです。


本物はとても無理ですがその魯山人の写しがけっこうありました。

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「志野織部蟹小鉢」

魯山人の器によく描かれているかにさんの小鉢です。

お正月らしく 中に 「福」 と書かれているおめでたい小鉢です。
お湯呑に使ってもよく、手のひらにすっぽりなじみます。

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この時、現金をあまり持っていなかったので (カードは使えません。)大皿も取っておいてもらいました~。

丸いお皿をゆがませて楕円にしてあります。 かにかに~♪ 

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「志野織部蟹楕円鉢」

小鉢は鴨つけおそばのつけ椀にしようかと思っていたのですが、お正月八つ頭を煮たものを盛り付けました。
大皿はお刺身とカブのサラダを盛り付けましたよ。001.gif

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蟹の器にカニの置物のせてみました~ はは 003.gif

若いとき、茨城の笠間に魯山人の春風萬里荘に何度か行きました。
これは鎌倉の魯山人の住まいを移したものです。
お風呂からトイレの便器まで焼き物で出来ており、彼の完全なまでの美意識を感じることができました。
芸術家によくありますが、そのこだわりゆえに生きているうちはあまり心の平穏がなかった魯山人。
今、生きていたら心静かに鎌倉の山々を眺めながら過ごしていたかもしれないね・・。 009.gif



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by akibedk9 | 2013-01-04 15:48 | | Comments(2)

ロイヤルコペンハーゲン

夏休み・・・。
子供にいろいろ付き合わされ・・何も作れない。
オリンピックも始まり、夜中はテレビを見て叫ぶ・・。
そして寝不足でも子供は早く起きる・・ 。021.gif

ってなわけで、何も作ってません! 050.gif

こんな時はいつもながら逃げの口上、器でーす。

軽井沢のアウトレットでロイヤルコペンハーゲンに行きました。

ジノリだー、ウエッジウッドだーミルクポットだけロイヤルコペンハーゲンだーと脈絡のないコーヒーカップ達だったので ロイヤルコペンハーゲンでそろえる事にしました。

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アウトレットで3割引きなので、ブルーの色が若干薄かったりします。
ミルクポットはデパートで買ったもの。明らかに色が濃いです。
お家で使う分だからまあいいでしょ。

こちらは70%引きと聞いて思わず買ってしまいました。けっこう大きいよ~。

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このロイヤルコペンハーゲン、全部ひとつひとつ手描きで作っておりますが、何がいいってこのシリーズ、箔や華美な飾りなどついていなくてめちゃくちゃ丈夫なんです。
今 家で使っている皿なんて、食洗機でガンガン洗っていますが全然平気です。

面白いお話がありました。

デンマークの王立だったこのロイヤルコペンハーゲン、
当時のフレデリック王子が当時デンマークと親交の深かったロシアの女帝エカチェリーナ2世のためにディナーセットを献上しようとしたが、2600点もの植物を食器に描くというあまりに壮絶な企画であったため12年の歳月をかけたが、作品完成前にエカチェリーナ2世が他界してしまったそうな。

歴史の深い窯にはいろんなエピソードがあっておもしろいよね。 043.gif
by akibedk9 | 2012-07-30 13:10 | | Comments(0)

輪島塗

茶箱がまだできあがらないので、またまた器といきますかな。

私の宝物、母が大切に使っていた輪島塗のお重です。

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もうワンセットありますが、そちらと取り皿は姉が使っています。

私がほんの小さい時から お正月、運動会やお祭りの時など登場していたので、もう40年以上経っています。私が生まれた前だったらそれ以上です。
母は他界したのでもはや確かめようがありませんが・・。

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多少傷はありますが、中の朱の色は今も鮮やかです。
娘の運動会などで使っています。

職人さんが丹精こめて作った作品を、こうやって親から子に孫に使い続けられて 私もとっても嬉しい。003.gif


この話に共鳴した主人がデパートで私が見とれていた輪島塗のお重を何を血迷ったか買ってくれました・・。

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もうほんとに美しい漆の塗の輝きです。一点のよどみもありません・・・。

こちらは取り皿 

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主人もここからスタートして 自分の子供、孫に伝承されたいのでしょう。037.gif


輪島塗の職人さんに拍手喝さい!!
これからも大切にしていきますよ~。


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日本には素晴らしいものがたくさんあるんです。
多少値段は張っても 世代を超えて使い継がれていくので長い目でみたら どうでしょうか。

皆 自国の物を買って 使い捨てをやめよう!って・・理想論なのかな・・・。046.gif
お値段も良くなりすぎちゃったからね・・。
by akibedk9 | 2012-06-29 12:46 | | Comments(0)

柿右衛門の皿

ネタ切れの時は これ。
私のささやかな器コレクション。


私の大好きな柿右衛門のお皿です。

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濁手(にごしで)といわれる 乳白色の素地に赤絵、
この柔らかな乳白色の部分との間(ま)がなんともいえません。

始めの1枚はこれでした。
まだ独身の時、有田に行ったときに購入しました。

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当時、ネコのうずらを飼い始めたばかりだったので「ウズラ」絵柄を迷わず選んでしまいました。

この4寸、5寸皿は以降、絵柄違いで1枚ずつ買い足していこうと思っていました。
が、4枚買ったところでどこのデパートに行ってももうありませんと言われてしまいました。007.gif
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やっぱりこういったものは出会いものなのよねえ。
そして、探すと見つからない・・・。


うんちく、

江戸時代(1643年)に 初代柿右衛門はこの赤絵磁器の「柿右衛門様式」を完成させます。
オランダの東印度会社の手によりヨーロッパに紹介され、マイセンなどの有名な窯などがこの様式を取り入れました。

しかし、この濁手は一度江戸時代の終わりに途絶えてしまったらしい。

それを 昭和28年ごろに 12代と13代柿右衛門の努力により 復元し、復活させました。

この作品は14代柿右衛門窯によるものです。

10枚くらい絵柄があって、いつかそろわないかなあ・・・。

従来の花鳥文柄にこだわらず、山野草や路傍に咲く草花など、14代のセンスが光ります。
好きだなあ・・。
by akibedk9 | 2012-05-17 15:57 | | Comments(1)

薩摩切子

茶箱やカルトナージュの制作がストップしている。
主婦業、ママ業が忙しいのもあるが。
タッカーの針やボンドやクラフトテープ、いろんな必要なものがが切れてしまい、
ホームセンターのネットショッピングで購入したが、待てど暮らせどこない・・・。015.gif


なので 器特集といきますかね。

私の愛する薩摩切子。
10年ほど前から鹿児島に行くたびに買い足し、たまにデパートでも買い足し、少しずつ集めています。

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薩摩切子は島津斉彬(しまづなりあきら)によって作られました。しかし 幕末の混乱でその事業は途絶えてしまいましたが、その約100年後、現存するものを元に復刻事業が行われ、今また素晴らしいこの薩摩切子を手に入れることができます。当時の薩摩切子はもう美術館ものですから・・・。





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この手にずっしり乗る感じがたまらなく好き。これで冷酒など飲むとなんともいえぬガラスの清涼感を感じ、幸せな気持ちになりますなあ。
(ただののんべ。012.gif



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かの篤姫も嫁入り道具に持っていき、当時の将軍家や大名がこぞって欲しがったといいます。





これは 骨董屋をやっている自治会長さんから頂いたものです。
ヨーロッパのアンティークガラスだそうです。
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薩摩切子も お手本にしたのはヨーロッパのガラスだそうですが、やっぱり日本人の底力と美意識の素晴らしさを感じます。

こんなん好きで制作に携わっている人は幸せだろうなあ・・・。

写真がへたくそで 写真の獲り方教室でも行きたくなってきましたわ・・・。
by akibedk9 | 2012-03-14 13:28 | | Comments(0)

金継ぎ

焼き物や器が大好きです。

鎌倉宮の骨董市で出会った方が金継ぎをやっていると聞いて去年お願いしておいたものが
ようやく出来上がってまいりました。

金継ぎとは割れたり欠けたりした器を金と漆を使って修復する方法です。
原形を復元するというより、壊れたのもその器の歴史とばかりに その軌跡もしっかり残ります。
そこでまた器のお顔が変わっておもしろいです。


三越の展示会で買った 江戸後期の骨董のぐいのみ
洗っているときに パキッと飲み口を欠けさせてしまいました。007.gif

欠けたところにいぶされたような金色の金継ぎ跡、かえって豪華になりました!!
すばらしい!


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ペアだったので ようやく二つ並べられて嬉しそう♡

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こちらは 備前焼の作家もの。
猫が上から物をおとして、取っ手の部分が根元から取れて、しかも取れた取っ手が3分割・・・。

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すご~い!! 完全に 復活! 素晴らしい・・・。


根元の金継ぎした部分わかりますか~?

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金色の線が一筋、最初かから入ってたみたい~

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お庭に咲いた梅の花を投げ込み風に活けてみました。
下に敷いたモリスの生地と 和様折衷です。
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梅も四分咲きというところでしょうか。
鎌倉の空は トンビがゆうゆうと飛んでいます。

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皆様、良い一週間を!
by akibedk9 | 2012-03-12 12:32 | | Comments(0)