お茶箱レッスン2回目以降の方もこちらの日程を参照ください。
品川茶箱レッスンは3名以上で開催となりますのでレッスン日がご希望にそえない事もございます。できる限りの調整は致します。ご了承下さいませ。<(_ _)>
3名以上のグループレッスンでしたらご希望のレッスン日を調整した上ですぐ行えます。
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アンティークの刺繍入りナプキンを初めて見たのは目黒のフランス雑貨のお店「マムール」でした。

フランスではお嫁に行くときにテーブルウェアからベッド周りに至るまでどれだけたくさんの手作りの布ものを持参するかで嫁の実家の格をはかられ、嫁ぎ先での嫁の待遇に影響を与えたのだというマムールの女主人の熱いフランス談議に花が咲き時が経つのを忘れました。
いつかそのアンティークナプキンを使ってカルトナージュか茶箱に使おうと思い購入し大切に取っておいたのです。
そのナプキンを使って作ったのがこちらのお茶箱です。

ところがこの夏にパリ在住の私のカルトナージュの師匠がこのアンティークリネンのナプキンを何点か日本に持ってきてくださいました。
しかも、すごーいいい色に染色して。

このナプキンの素敵なところはイニシャル刺繍もさることながら透かし模様がすばらしく美しいのです。
私が目黒で購入したものもユリの紋章が透かしで入っています。
夏に先生がこれを使って茶箱を作ってから先生のアトリエでも大人気で引っ張りだこになってしまいましたよ~。
このナプキンを使ったお茶箱を夏から手掛けてい方が、先日ようやく完成させました。


蓋に合わせてお選びになったボディー用の生地は斜めストライプにしてとても洒落ています。
けれども! この斜めバイアスにした生地がどれだけ大変か私は知っている・・・。

バイアスって生地の縫い目に逆らっているので一定方向に引っ張っても伸びてくれません。。
生地を「張る」ことによって生地の光沢感を出し美しく仕上げていく茶箱や椅子などにはどんだけ大変な作業だったでしょうか。
このベテランの生徒様にしかできない仕業だったような気も致します。。。

なんて豪華なのでしょう~。
大きさも10kgの茶箱なので存在感もばっちりです。

たまたまお住まいが近いのもあってじっくりと細部にこだわってお作りになっています。
ラインが艶めかしいでしょう。
茶箱にはこの色気が必要だと私は最近つくづく思っています。
いかついアメフト選手のようではいけませんのよ。
何個か作っているとわかります、ふ・ふ・ふ


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